はじめまして!今年の春に入社しましたデザイナーのIと申します。
突然ですが、みなさんはCEDECというイベントを耳にされたことはあるでしょうか?
ゲーム開発に興味のある方なら聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんが、知らない方のために少し説明すると、CEDECとは日本最大規模のゲーム開発者向け技術交流会のことで、毎年ゲーム開発に携わるクリエイターやエンジニア、研究者や企業が参加し、最新技術の共有が行われています。
ハル研究所では、CEDECをはじめ、さまざまな社外セミナーやイベントに仕事として参加することができます。
もちろん、参加の目的や日々の業務にどのように活用していくのかを上長に伝え、承認を得る必要はありますが、仕事として参加できるのはありがたいです。
実際に、私は8月にパシフィコ横浜で開催されたCEDECに3日間出張し、たくさんの講義を受けてきましたので、その様子なども交えながらハル研究所のセミナー、イベント参加についてお伝えしていこうと思います!
まず、CEDECに参加する方法として、オンラインで視聴する方法と、現地で受講する方法の2種類があります。
オンラインで視聴する場合は業務時間内に自分のデスクで受講し、現地で参加する場合は出張として会場へ行く形となります。
どちらも参加費や出張費等は会社が負担してくれるため、業務の都合がつけば、自身の受講しやすい方法での参加が可能です。
また、会社が指定した講義を受講しなければならないといった制約もないため、自分の興味のある講義を自由に選ぶことができます。
私はモーションキャプチャーについての講義や社内ツールの構築の講義など、10セッションほど受講しました。
直接自分の仕事には関係しないものも含めて受講したのですが、技術だけでなく働くうえでの考え方についても学べたり、ゲーム業界に関わる人の熱量を近くで感じたりすることができたので、会場で受講できてよかったです。
CEDEC参加後には、学んだ内容をレポートにまとめて提出します。
これらのレポートは社内のだれでも閲覧することができるので、気になっていたけれど受講できなかった講義のレポートが読めたり、同じ講義でも他の先輩方がどのような視点で受講されていたのかを知ることができたりと、とても勉強になりました。
また、社内に「デザ部」という、デザイナーのための勉強会があるのですが、そこでもCEDECについての情報共有が行われていました。
私は配属されてからまだ3か月ということもあり、内容を完全に理解できなかった講義もあったのですが、先輩方が「あの講義で言っていたことは、こういうことに活かせそう…!」などとデザ部内で話し合われていて、講義の内容をより実践的に感じることができました。
そして9月には、東京ゲームショウにも視察に行きました!
こちらはご存じの方も多いのではないかと思いますが、幕張メッセ全館を使って開催される、大規模なコンピュータエンターテインメントの総合展示会となります。
東京ゲームショウでは丸一日、さまざまな企業や国の最新のゲームを試遊したり、ブースの展示を視察したりしました。
一人のゲームファンとして純粋に楽しみつつ情報収集することができましたし、開発者側としての目線だけではなく、プレイヤーとしての目線も持ちながらゲーム開発を行う必要があると再認識することができました。
また、こうしたリアルイベントに参加することで、リモートだけでは感じられないゲーム業界の雰囲気や規模感、熱量などをしっかり感じることができました。
このようにハル研究所では、職種を問わず多くの社員がさまざまな社外セミナーやイベントに参加しています。
また、そこで得た知見をみんなで共有して、仕事に活かしていこうという雰囲気があり、成長できる環境が整っているなと日々感じています。
私もこうしたイベントに参加した経験をもとに、学んだことを仕事にどう活かすのかを考えながら、みなさまにより良いゲームをお届けできるよう頑張っていきます!
最後までご覧いただきありがとうございました。