ハル研ブログ BLOG

新人
執筆者:N タグ: デザイナー

新人研修2023 グループワーク研修 デザイナー編

こんにちは!新人デザイナーのNです!
前回のブログでは、Tさんがプログラマー視点でのグループワーク研修の様子をお伝えしました。
今回はデザイナー視点の様子をお伝えします。

新人研修の締めくくりとなるグループワーク研修では、新人だけで1か月間かけてミニゲームを作ります。
今年はゲームデザイナーの新人がいなかったので、プログラマーとデザイナーの新人全員で相談して、ミニゲームの企画を立てるところから始まりました。
プログラマーとデザイナーそれぞれの意見がなかなか固まらずに難航することも多々ありましたが、先輩からアドバイスをいただいたり、デザイナーがこだわりたいところとプログラム的に実現可能な範囲などを共有しながら企画を立てていきました。
メンバー全員、ゲームの企画を立てるのは不慣れだったため1から考えるのはかなり大変でしたが、自分たちの専門の仕事だけでなく、ゲームデザイナーの仕事についても理解を深められた貴重な機会だったと感じています。

デザインでは、新人それぞれのやりたいことを相談しながら役割分担を決めていきました。
今年は新人デザイナーが5人と人数が多く、キャラクターデザインが得意な人、背景が得意な人、2Dが得意な人など個性豊かなメンバーだったので、それぞれの得意分野を活かして制作をしていきました。

私はプレイヤーが操作するマイキャラのデザインからモーションまでほぼすべての制作を担当することになったのですが、これまでに3Dツールを触った経験がほとんどなく、制作前は無事完成させられるのか不安でした。
3Dツールのほかにも入社して初めて触るツールが多く、思うように進まずに悩むことも多かったのですが、先輩方が快く質問に答えてくださったり、休み時間に声をかけてくださったりしたおかげで安心して取り組むことができました。
制作の終盤では、最初であれば戸惑いながら進めていたであろう作業も少しずつ自分で解決したりスムーズに進められるようになっていて、研修を通して成長していることを実感できました!
また、同期の間でもわからないところを教えあったり、お互いの作業を手伝ったりする中で、4月の最初の頃よりもチームとしての結束が強くなったと感じています。

私はこれまでにゲームを作った経験がなかったので、実際に画面上で自分が作ったものが動いているのを見たときにはとても感動しました!
また、チームで作っていくので、毎日少しずつみんなが作ったものが組み合わさって完成度が上がっていくのを確認でき、お互いの作業に対して尊敬しあいながらモチベーション高く取り組むことができていたと思います。

研修最後の発表会では、先輩方にゲームを遊んでいただきました。
これまで数々のゲームを世に送り出してきた先輩方に遊んでもらうのは緊張しましたが、新記録が出て歓声が上がったり、クリアを目指して「もう1回!」と何度も挑戦してくださるなど、さまざまな反応をいただくことができて嬉しかったです。
自分たちが作ったゲームで盛り上がってくださっている様子を目の前で直接見ることで、ゲームを作る仕事の楽しさや達成感を知ることができました!

また、それぞれが自分の特技を活かすことができたということもあり、楽しく作っていたことが伝わったのか、ゲームを遊ばれた先輩からも「楽しかった!」という感想をいただけてとても嬉しかったです。
ただ感想を伝えてくださるだけでなく、ゲームを遊んでみて足りないと感じた点やこうしたらもっと良くなる、というアドバイスもたくさんいただきました。
遊びやすいゲームを作ることの難しさやプレイヤーにとって分かりやすいデザインの重要性など、多くのことを学んだ研修期間でした。

この研修を通して感じたのは、ゲームを作る仕事は自分が思っていた以上に人との関わりが多い仕事だということです。
7月から開発部門に配属となり、いよいよ本格的にゲームを作る仕事に取り組みます。
今後も、チームのメンバーや先輩、遊んでくれる人まで、関わるすべての人を意識することを忘れないようにしていきたいです。
研修で学んだことを大切に、これからもどんどん技術や知識を吸収しながら楽しいゲームを作っていけるデザイナーになれるよう頑張ります!