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執筆者:U タグ: プログラマー

新人研修2023 技術研修 プログラマー編

新人プログラマーのUです。
今回はプログラマーの技術研修の内容について紹介したいと思います。

この研修では約1か月かけてゲーム開発に必要なスキルを習得していきます。
講義ごとに、その分野に詳しい先輩が交代で講師を担当されるので、多くの先輩方とコミュニケーションをとることができる貴重な機会でもあります。
今回の記事ではゲーム開発で基本かつ重要な技術である、プログラミング言語とフレームワークの研修について紹介します。

プログラミング言語の研修では、ゲーム開発や社内で使用されているツールを構築するのに主に活用されているc#とc++を学びました。
講義の形式としては、はじめに講義資料を読み込み、その後に演習問題を解いて理解度を確かめていきました。
特にc++は今までに触れたことがないプログラミング言語でしたが、自分が書いたコードに講師の先輩がフィードバックをくださるので、その都度アドバイスを受けることができ、疑問点をすぐに解消することができました。

フレームワークの研修では、ハル研究所で開発され実際の現場で使われているフレームワークに触れていきました。
フレームワークとは、ゲーム開発において汎用的に使われるプログラムをひとまとめにしたものです。
フレームワークを活用することで効率的な開発を行うことができ、ゲームをより面白くする工夫に時間を費やすことができるようになります。
ハル研究所では先輩方がこれまでに積み上げてきた、新人研修だけでは追いきれないほど多種多様なフレームワークが開発されていました。
そこで技術研修では、基本的かつ重要なフレームワークに絞って学んでいくことで、実際のゲーム開発を行う際にすぐに実践していくことができるプログラミングの知識を身につけました。

各講義では、最後に簡単なゲームを作成して、先輩プログラマーに発表する場もあります。
多くの先輩方が成果物を見に来てくださったので少し緊張はしたのですが、自分の作ったプログラムに多くの人に触れてもらい感想をいただくことができたのは、今まで自分が書いてきたプログラミングではなかった体験で嬉しかったです。

この技術研修を通して感じたのは、自分の伝えたいことをいかにうまく言語化できるかがゲーム制作において大切な要素となることです。
ハル研究所の先輩方は親身になって新人の教育をしてくださるので、疑問点や気になる個所について質問をするとすぐに対応してくださります。
その一方で講師を担当されている先輩にも通常業務があるので、時には対面ではなくチャット上で質問をすることがあります。
その時に、自分が求めていたアドバイスを受けるためには、自分がわからないことやどこまで理解しているか、そしてどのような対応を考えているかなどを的確に質問することが必要だということを学びました。
先輩との距離が近く質問しやすい社風があるハル研の仕事環境を活かして、自分のプログラミングスキルを一日でも早く上達させるべく、うまく意思疎通が取れるようなコミュニケーションをとっていきたいです!

日々の研修の内容はだいぶ濃く覚えることが大変ですが、昼休みなどの休憩時間には同期や先輩方とゲームをしたり、休日は先輩が企画してくださるイベントに参加したりと、息抜きも交えつつ、仕事に集中できるようにしています。

現在は新人研修の総まとめとなる「グループワーク研修」の最中で、1か月かけて新人だけでミニゲームを制作しています。
社内で先輩方と話すたびにミニゲームの完成を楽しみにしているとの声を聞くので、多少のプレッシャーも感じていますが、いい緊張感で制作を進められていると思います。
同期の皆と協力しながら、技術研修で得たスキルや知見を活かして、先輩方の期待に応えられるようなミニゲームにしていきたいです!
(このグループワーク研修について詳しくは、後日、他の新人クリエイターが紹介する予定です)

次回のブログでは、新人デザイナーTさんによる技術研修デザイナー編をお届けします。
こちらもどうぞお楽しみに!