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執筆者:K タグ: プログラマー

育児休暇と復帰後の働き方 男性社員編

こんにちは! プログラマーのKです。
私事ですが、今年の冬に子どもが生まれました。
その際、育児休暇を取得しましたので、今回はそのお話をしたいと思います。

育休の準備

男性の育休。最近、法律の改正もあり、社会的に注目されている話題ですよね。
私の場合は、妻の「ワンオペ育児」を避けるためにも、必ず育休を取りたいと思っていました。

男性が育休を取る場合、会社の理解が得られるか? という点が気になるかと思います。
ですが私の場合、社内で男性が育休を取った話を何件も聞いていたため、不安はありませんでした。
先駆者がいるというのは心強いですよね。

出産予定日の4ヶ月前に、育休を取得したい旨を上司に相談したところ、上司からは何の問題もなく承認してもらいました!
お祝いの言葉ももらえたのが大変嬉しかったです。
その後、人事部から育休についての説明を受け、また疑問点について質問させてもらいました。

育休の期間をどれだけ取るかは悩みどころですが、妻と相談し、また自分の所属するプロジェクトの状況も考慮して、3ヶ月としました。
また、国が定める育児・介護休業法には「パパ休暇」という、育休を2回に分けて取れる制度があり、この利用も検討しました。
この制度を利用することにより、出産直後に1回目、妻の仕事復帰時に2回目を取る、ということが可能になります。
ただ、この制度を利用する場合、1回目の育休は8週間までしか取れません。
2回目を取ることよりも、1回目の期間を長くすることを優先したかったので、結果としてこの制度は利用しませんでした。
(ちなみに、2022年10月からはパパ休暇は廃止になり、さらに自由度の高い育休制度に置き換えられます)

仕事の引き継ぎについてですが、育休を取ることを見越して、自分の作業についてはドキュメントをしっかり残すようにしていたため、慌てることはありませんでした。(育休を取らない場合でも大事なことですね)
それでも自分が抜けた後のプロジェクトの状況は気になりますが、後は同じチームのスタッフに託します……!

育休中

育休中は仕事のことは考えず、ひたすら育児に打ち込んでいました。
赤ちゃんは一人では何もできないので、ミルクをあげる、おむつを替える、お風呂に入れる、寝かしつける、と全て大人がやってあげないといけません。
また、子どもの世話の他にも、通常の家事、様々な書類の提出、保育園の調査や見学、成長に合わせた物品のレンタルや購入、と育休中はとにかくやることが多い……!
これを一人でやるのはかなりキツいということを実感しました。
夫婦で育児をすると、一人が子どもの面倒を見ている間に、もう一人が他の作業をしたり休んだりできるのがとても大きいです。

このように育児は大変ではありますが、やはり子どもは可愛いです!
2ヶ月頃からはにっこりと笑ってくれるようになり、こちらも思わず笑顔になってしまいます。
育休を取ると、生まれた直後の成長をしっかり見られるのが良いですね。

復帰後

3ヶ月が経ち、いよいよ仕事復帰。しばらく仕事から離れていたため、頭を仕事に慣らしていきます。
とはいえ、育休が終わっても育児は続きます。家に帰ったら、頭を育児モードに切り替える必要があります。
妻が一人で育児をする時間をなるべく短くするため、仕事が終わったらすぐ帰宅するようにしています。

また、仕事復帰の際に所属プロジェクトのメンバーから、お祝いの品をいただきました。
育休期間中、チームに貢献できなかったにも関わらず、暖かく迎えてもらい大変感謝しています。

今回、育休を取ったことで、育児の大変さを夫婦で共有することができました。
また同時に、子どもと触れあう喜びも共有できました。
これは今後も夫婦として共に暮らしていく上で、とても重要なことだったと感じています。
男性の育休、ぜひ社会にもっと広まってほしいと思います!