みなさんこんにちは。新人デザイナーの宇敷です。

僕がデザイナーとして入社してから、早いもので1年が経とうとしております。
山梨での3ヵ月の研修を終えたのち、僕は東京開発センターに配属されました。
この1年近くでいろんな経験をしてきたなと振り返りつつ、ハル研で働いていて感じたことをお伝えできればと思います！

ハル研の東京開発センターでは、HAL Eggブランドに連なるゲームタイトルの開発や、キャラクターのブランドマネジメントやグッズ開発などを行う部署があります。
現在のオフィスへは1年半前に引っ越してきたばかりだそうでピッカピカ。
書籍コーナーにはゲーム・デザイン系雑誌の最新号や技術系の書籍がずらり。
ゲームコーナーには話題のゲームが揃っています。
そういえば入社してからゲームを遊ぶ時間が倍以上に増えました。
ゲームに囲まれていると、やはり遊びたくなるものです……。

そんな東京開発センターですが、僕にとっては、はじめての東京勤務で、ここで仕事としてのゲーム開発業務のスタートをきりました。
初日はワクワク半分、不安半分で出社したのを覚えています。
いざ働いてみてまず感動したこと。
それは、小さいころ遊んでいたゲームの開発者が、すぐそこにいるという点でした。
僕は小さいころ、星のカービィシリーズのゲームを夢中になって遊んでいました。
配属されてみると、なんと当時好きだったゲームタイトルの開発を手がけていた方々と同じチームだったのです！
そう、ハル研は歴史が長い会社（もうすぐ42周年！）で、家庭用ゲーム機の初期からゲーム開発をされてきた方々もいます。
そんな方々と一緒にゲームをつくるということで、嬉しい反面かなり緊張してしまう自分がいるのですが、先輩方は気さくに話しかけてくれて、仕事のコツも教えてくださいます。
感謝でいっぱいですし、自分も早くスキルアップしていいものをつくりたい！とモチベーションを高く保ちながら働いています。

また、ハル研はコミュニケーションのしやすさを大切にしていると感じています。たとえば、僕たち新人が東京に配属されたあとの“お話会“。
新人と、先輩開発スタッフとでざっくばらんに話すことでお互いのことを知るという場です。
仕事の話だけでなく、趣味の話なども交えてのフリートークなので、先輩が好な意外なもので話が弾んだり、オフィス近辺のおすすめのお店や、おすすめのゲームや映画を教えてもらったりと、いろんな話題で盛り上がっています！
配属されたプロジェクト以外の人とも話すということで驚きましたが、1度話したことがある、というのはやはり安心します。
オフィスを見ていても、雑談がいろんなところでされているな～という印象です。（もちろん仕事もされていますよ）

こういった日ごろのコミュニケーションのおかげで、新人も質問・相談がとてもしやすいなと感じます。
ここを教えてほしい、こういった仕事がしたいというようなことも、一度話したことのある人なら相談しやすいですし、真摯に相談に乗っていただけます。
小さな不安を抱えることなく仕事できるのは本当にハル研のいいところだなと思います。
デザイナーとしての技術を培うことはもちろんとして、チームとして、組織として働くための意識も、学ぶべきところが多いなあと日々実感しております。

今の僕の目標はスピードアップです。
いいものをつくるには案出しと、つくってみて振り返る、修正する工程が特に大事です。
手が早ければその分案も出せるし、考え直す時間もとれる。
そのためにも、「やることをはっきりさせる」を意識したいです。
たとえば旅行するにしても、何かひとつ見た後に「さあ次はどこに行こう」といちいち地図で探して……では時間がかかると思います。
それよりも最初に道順を確認して、こう進んだら効率的だなとツアーを練ったほうが、結果スムーズになりますよね。
とはいえはじめて触るものはツールの仕様も工程も未知の部分がありますし、イメージが難しいときも多いです。
まずはひとつひとつ慣れていって、徐々にイメージの精度を上げていくことを目指します！

というわけで「入社1年が経ちました　デザイナー編」でした。