みなさんこんにちは、プログラマーの永田です。

最近は今までと異なる分野の業務に取り組んでいて、日々知らない知識や技術に出会って勉強の毎日です。
勉強は苦手ですが、新しいことが身に付くのは楽しいですね！

でも世の中にはもっとたくさんの知らない知識や技術がありますし、文章化しにくい職人技のようなテクニックも存在します。
触りだけでも話を聞きたいな。
あの人はどんな技を駆使しているんだろう？
そんなプログラマー同士の技術交流のための活動として、ハル研には「プロ部」が存在します。
今回はプロ部について、しばらく運営を担当してきた私からお話しようと思います。

プロ部とは「プログラマーお勉強部」の略で、有志のプログラマーが集まり、各自が持っている知識や技術の共有を行う部活動です。
個人で勉強したことや、業務で工夫したことや気付いたこと、長年培ってきた技、便利なツールの紹介や解説など、プロ部で発表したいことができた人に存分に語ってもらう場となっています。

知らないことならもちろん、知っていることでも自分とは異なる目線で発表されるので、毎回新しい発見があって楽しいです。
私は発表の告知があると、今度はどんな話が聴けるんだろうと毎回ワクワクしていますね！

発表する側も、新しい発見があります。
発表の準備をするなかで、理解が曖昧だったところを明確にできたり、ふわっとしていた自分の考えをまとめ直したりできています。

私も発表したとき、その分野について学び直す機会になってあらためて理解を深められましたし、社内のプログラマーにその分野について詳しい人、興味がある人と認知されるようになりました。
すると、仕事でその知識が必要になったときにはじめに頼られる存在になれたり、同じ分野に興味を持っているプログラマーと情報交換して効率よく学び続けられたりするようにもなりました。
それに、みんなが楽しそうに話を聴いてくれると純粋に嬉しいです！

さて、そんなプロ部ですが、先日なんと 10 周年を迎えました！！
こういった活動が長く継続しているのは、プロ部を楽しい活動として維持してくれているプログラマーのみなさんのおかげですね。

けれども、10 年も続けていれば環境は変わるもの。
プロ部を楽しい活動のままにするために、変わらなければならないこともありました。
その 1 つが開催時間です。
以前までは部活っぽく放課後… ならぬ業務時間の終わり際にプロ部を開催していました。
しかし、働き方の変化や私生活の変化で参加できなくなるプログラマーも現れました。
やはり 1 人でも多く参加していただきたい。
そう思い、関係各所と相談を重ねて、今では業務時間内の無理のない時間に開催できるようになっています。

また、昨今の状況を踏まえて、プロ部はオンライン開催になりました。
講師は観客が目の前にいないのでちょっとさみしい想いをしてしまうのですが、在宅勤務の人も参加できたり、プロ部の発表を動画として残せるようになったりしています。
動画が残るようになると、良かった発表をあとから見返せたり、用事があってどうしても参加できなかった回の発表を見ることができたりと、変えてみてより良くなったことも多々あります。

1 つ 1 つは小さな変化ですが、無理なく活動できるように変化を続けるのが長続きの秘訣なのかもしれません。
さて、私は 2 年間プロ部の運営を担当してきましたが、先日次の世代にバトンタッチしました。
今後はどんな楽しい活動に変わっていくのでしょうか。今から楽しみです！