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執筆者:M タグ: デザイナー

新人研修2022を終えて デザイナー編

みなさんはじめまして!新人デザイナーのMです。

早いことに私がハル研究所に入社してから3か月と少しが過ぎようとしています。
最近は暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回のブログではハル研で「基礎研修」の後に行う「技術研修」と「グループワーク研修」の説明と、それらを終えた感想や学んだことについてご紹介します。

まず、「技術研修」ではデザイナーとして働くために必要なツールや知識を横断的に学びます。
“デザインとは何か“といった抽象的なことからMayaでの3Dモデリングやキャラモーションの出力、他にはPhotoshopで作ったUIの配置など、実践的な技術についても学びました。
ゲーム制作自体は学生時代に経験があったのですが、入社後に使用するソフトは初めて触るものがほとんどだったので、参考資料を見たり先輩に教えていただいたりしながら勉強しました。
先輩方はこの膨大なツール群を使用しているのだと思うと尊敬するばかりです。

「グループワーク研修」では毎年新入社員のみでミニゲームを作って発表しています。
今回はプログラマー2人、デザイナー1人の計3人で試行錯誤しながら考えていきました。

まずプロトタイプを作り、遊びの確認。
その後は作った仕様に沿って見た目と仕組みのブラッシュアップを行い、最後にデバッグ。
プレイした人が不自由なく楽しめるかの確認まで行います。

今年はデザイナーが私1人だったということもあり、UIもキャラクターモデルもモーションも1人でやらせてもらえました。
責任を感じることも多かったですが、全体の見た目を作らせてもらえるという、とても貴重な体験でした。

制作を進めていくうえで当然わからないことやできないことが多くありましたが、先輩のデザイナーさんやプログラマーさんの手厚いフォローで完成させることができました。
わからないことがあったらすぐに聞きに行けるような雰囲気や環境があって助かりました。

グループワーク研修中に特に意識して取り組んだことは、コミュニケーションをしっかり取るということです。
デザイナーにとっての当たり前がプログラマーさんにとってはそうではなかったり、その逆もあったり。
良いものを作り出すために、制作中は意思疎通や意見のすり合わせを積極的に行っていきました。
その結果、最終的には新入社員3人で、納得のいくミニゲームが作れたと思います。

グループワークの締めくくりの発表会では、自分たちの作ったゲームを先輩方にプレイしていただきました。
ホワイトボードで、ハイスコアを書き変えていく方式で運営したのですが、思っていた以上に盛り上がりました。
先輩たちが楽しそうに遊んでくださる姿を見て、このゲームを作ってよかったなと心から思えました。
みんなゲームが大好きなので、こうやって楽しく1つのゲームをプレイできるというのもこの会社の大きな魅力だなと思います。

入社した当初は「同期とうまくやっていけるかな?」「先輩社員さんに怖い人はいないかな?」などの不安はたくさんありましたが、入ってみて思ったのはそんな心配は必要なかったということです。
困っていることがあったらそれを解決しようとしてくれますし、お互いの得意なところを尊重しながら仕事に取り組むことができています。
また、遊びに対しての熱量が高いので、新人、ベテランを問わず、良いアイディアや仕組みをどんどん取り入れていってくれるような雰囲気を感じます。

また、研修期間中は、会社や山梨での生活についても毎日先輩方とお話する機会があり、わからないことや不安なことを解決する機会を多く取っていただけました。
そのおかげか少しずつですが緊張しなくなってきて、多くの先輩方と雑談したりプライベートでも一緒に遊んだりできるようになっていきました。

先月末には新人研修が終わって、ゲーム開発プロジェクトに本配属となり、いまはゲームグラフィックのデザイン業務を担当しています。
今後は、サウンドクリエイターさんや企画さんなど、これまでよりももっと多くの方々と関わることになるかと思いますが、研修での経験を活かしつつ、これからより良いものを皆様にお届けできるように頑張っていきたいと思います!

以上、2022年の新人研修についてお伝えしました。ありがとうございました!