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仕事内容
執筆者:熊崎 タグ: ディレクター

『スターリーワールド』カラオケ配信の仕事 ゼネラルディレクター編

ゲームパッケージと熊崎が描いたスケッチ

まだまだ寒い日が続きますが、そろそろ春が恋しいですね。
皆さん、こんにちは。
Nintendo Switch™ 2 ソフト『星のカービィ ディスカバリー Nintendo Switch 2 Edition + スターリーワールド』のゼネラルディレクター熊崎です。

「スターリーワールド」に新たに加わったカービィの2曲の歌が、ダウンロード専用ソフト 『カラオケJOYSOUND for Nintendo Switch』 にて配信がされております!
全国のカラオケ店でも JOYSOUND があれば、お店でみんなで歌うこともできますよ。

このプロジェクトは、ゲーム制作の中で作られたサウンドやムービー映像などを活かして、ゲームをクリアした後も「スターリーワールド」の余韻をお客様に感じていただければという願いからスタートさせました。

ゼネラルディレクターは、ディレクターたちと共に企画立案やチューニングを行うだけでなく、幅広く監修を行います。
今回のような、ゲームから生まれた楽曲などを扱うコンテンツも、開発者の意図や知識が必要となるものは、制作のフォローもしっかりと行います。
ゲーム制作は完成したら終わり! …ではなく、それをさまざまな形で末長く楽しんでいただく、そういった仕事もあるのです。

今回配信された楽曲は、テーマソングである 「TWINKLING STAR SHOWERS」 と、条件を満たせば聴けるようになるボーナストラックの「未完/ラストソング (NEICHEL Unfinished Track)」の2曲になります。

2曲のうちの「TWINKLING STAR SHOWERS」は、もともとは「ディスカバリー」のゲーム中に登場する「異世界言語」で作られた歌です。
ゲームを長くプレイされた方にとっては、異世界言語声の方が馴染み深いかもしれませんが、日本語で歌ってみたいという方もいらっしゃるのではないかと考えてカラオケ制作を決めました。

カラオケ版は日本語で歌うことを想定して作っているのですが、このカラオケ版の作業は、とてもはかどりました。
というのも最初の歌の収録時には、歌手の方に歌の抑揚や歌詞の意味を理解していただくため、異世界言語より先に日本語で歌ってもらっていたので、その素材がカラオケ制作にとても役立ったのです。
もちろん、カラオケを前提とした作詞は行っていませんが、歌詞執筆の時には、「遥か流星よ〜」と、はじめの子音が「あ」につながり、声通りが良く、歌い出しが伸びやかになるよう心がけています。
異世界言語版でも「ファルナ〜」と始まっており、同じ条件で考えられています。

もう1曲の「未完/ラストソング (NEICHEL Unfinished Track)」も、歌詞の執筆自体はゲーム開発中に済ませていますので、カラオケ制作では歌詞の最終チェックのみとなりました。
ただ、「未完」の歌という設定のため、こちらは歌声のない楽曲です。
ですので、カラオケ用のサンプルのため、ボーカルソフトの音源で仮歌の制作を行い、人が歌った時のイントネーションチェックも行いました。

また、カラオケ専用のMV作成もチームで協力して進めました。
ゲーム制作のディレクターである東藤、川合にも参加してもらい、共に構成チェックをしましたが、MVの制作作業自体は、絵コンテの打ち合わせ段階から、ゲームの広報担当である高濱と共に行いました。
ゲームの場面を走馬灯のように見せつつ、『スターリーワールド』の世界の行く末に思いを馳せながら作られた映像になります。
このMVについての話は、高濱が後日このブログでご紹介する予定ですのでお楽しみに。

それでは最後に、異世界言語で。
ファ ファロォネ、ノレロイアフェロォ、ファロワァリ!
(意味:さぁ 笑って、声を響かせよ、この世界に!)

お読みいただき、ありがとうございました!

『星のカービィ ディスカバリー Nintendo Switch 2 Edition + スターリーワールド』公式ウェブサイト

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Nintendo Switchは任天堂の商標です。