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執筆者:米川 タグ: デザイナー

デッサン会を開催しました!

デッサン会の様子

こんにちは、デザイナーの米川です。
今回は、ハル研究所で行われたデッサン会についてお話ししたいと思います。

デッサン会ってなに?

みなさんはデッサンと聞いてどんなことを思い浮かべますか?
石膏像を描いたり、果物やビンを描いたり、デッサンと調べるといろいろなものが見つかると思います。
中には、受験を思い出す!という方もいるかもしれませんね。
実際、多くの芸術系大学の入試科目にはデッサンがありますし、私も今回デッサンを描きながら受験でもやったなぁ、先生にデッサンの評価を受けたなぁなんて思ったりしました。
ですが、ハル研究所でのデッサン会は、デッサンの良し悪しを評価する場所ではありません。
では、なぜ会社のイベントとしてデッサンをするのか。

それは、
自分の中にある「既成概念」を取り払うためです!

と、まるで自分の言葉のように語っていますが。これは、ハル研究所で活躍されているデザイナーの大先輩の言葉です。

私たちはデザイナーとして、日々新しいものを生み出し続ける必要があり、そのためには柔軟な発想が必要になってきます。
その発想の大敵こそが「既成概念」です。
「こうしなくてはならない」「こうすれば良いものになるはず」そういった考えに囚われることなく柔軟で自由な発想をし続ける訓練として、先輩が企画してくださったものが、このデッサン会です。
私は、この企画の運営として当日までの準備をしていました。

デッサン会の雰囲気

参加者の中には今までデッサンをちゃんとやったことないです!という人も何人かいました。
そういった方には、講師として参加しているデザイナーの先輩が定期的にアドバイスして、一人一人丁寧にサポートしながら進めていました。
もちろん経験者のみなさんも、決して受験でのデッサンのような固い雰囲気ではなく、これ、描くの難しいね!とか、ここうまく描けたかも!なんて雑談をしながら、お互いのデッサンを見せあったりして、終始和やかな雰囲気でした。
みなさん、自分のデッサンに向き合いながらも、普段接点の少ない相手と交流できる良いい機会になっていたのではないかと思います。

デッサン会の様子

運営をしてみて思ったこと

どのくらいの人が参加してくれるかなと不安だったのですが、多くのデザイナーのみなさんが前向きに参加してくださいました!
こういったイベントに参加する人が多いのは、ハル研究所の良いところだと思います。
現状に満足せず、もっといいものを作れるようになりたい!という思いが強いからこそ社内全体で、技術を高めあおうとする活動が多いのだと思いますし、若手からベテランまでかなり幅広く参加者が集まっているところが印象的でした。
それはきっと、何年経っても勉強を怠らず前向きな姿勢で取り組む人が多い会社だからなのだと思います。
切磋琢磨できる仲間が会社にいるというのは、日々の業務でも心強く、よい関係だなと改めて感じました。

今後のデッサン会

これからも定期的に開催していく予定です!
「既成概念」を取り払う訓練として行っていくなら、デッサンを続けることが必要になりますし。
運営をしてみて、必要としてくれている人が多いのも実感したので、今後も続けていきたいと思います。
今回のよかったところや、改善していきたいところ、運営として発見したことがたくさんあるので、次回に活かしてよりよいものにしていきたいです!

さて、長くなってしまいましたがデッサン会がどんなものだったか、伝わっていたら嬉しいです。
デッサンという行為は、人や状況によって目的は様々だと思いますが、ハル研究所でのデッサン会は、絵を描くテクニックを学ぶ場所ではなく、デザイナーとして生きて行くための発想力を鍛えられる、そんなイベントになっていると思います。
今回の運営での経験を糧に、多くのクリエイターがお互い高めあっていけるような環境づくりに、私も貢献できるように頑張りたいと思います!