常連参加者インタビュー!

こんにちは、プロコンの広報担当です。
プロコン常連参加者のnogeさんに、お話を聞きました。

プロコン参加者画像

★まず、普段はどんなお仕事をされていますか?

以前は、ゲームソフトの開発や、ゲーム機本体内蔵ソフトウェアの開発なども行っていました。
今は、フレームワークと呼ばれるゲームを動かすための基礎となる部分も作っています。
例えばデザイナーが作る3Dモデルのデータをゲーム機に表示する仕組みや、コードやパラメータの変更を高速にゲームに反映するための仕組みなど、いろいろなゲームで共通して必要になるシステムを実装しています。
ここをしっかり作っておくと、ゲームをより効率的に作れるようになったり、ゲームの品質が上がったり、さらには制作の工数を大きく抑えることもできるんです。

★nogeさんのプロコン歴を教えてください。

全部参加できているわけじゃないんですけど、8割方は参加しています。
初めての参加は2006年の大学3年生のときでした。ハル研のプロコンは採用サイトで知ったと思います。なんかコンテストやってるらしいぞって。
学生の時に研究課題でプログラミングをやってたので、ちょっとやってみようかなと思ったのがきっかけです。

★昨年も参加されてましたよね?問題についてはいかがでしたか?

参加してました。UFOをいい感じに動かして少ないターンで荷物を配達する、という問題だったんですが、自分は好きな感じの問題でした。
いろんなアプローチで解いていける、いろんなアルゴリズムの方針が取れるような問題で、そこがすごく楽しかったです。
年によっては、最適解でスコアが頭打ちになって、時間勝負になってきてしまう問題もあるんですよね。うちの社員でもそういうのがすごく好きな人もいるんですけど、これは好みが分かれるところですね。
自分は、昨年のようなタイプの問題が好きというのもあって、昨年は割と取り組んでいましたね。

★プロコンと仕事の違いってどんなところでしょう?

そうですね。一番大きなところは、やはり勝負をするっていうところです。
仕事では、基本的にチームメンバーが協力してものを作り上げていくので、社員同士が個々にプログラムで勝負する機会って、まぁないんですよ。
そういう意味では、年に一度優劣をつけるために勝負するって結構楽しいです。
それからコードの作り方ですかね。仕事のコードは、作ったあとにそれを更に改良しやすくしたり、他の人が読みやすいコードにしたり、使いやすいコードを心がけたりとか、将来を見据えていろいろ考えつつ、気をつけて作らなければいけないんですけど、プロコンの場合は一人で、スコアだけを追求していけばよいので手段を選ばずに書けるんですよね。

★プロコンに参加していて大変なところと楽しいところはどんなところですか?

大変なところは、スコアがなかなか上がらない時期があることですね。
ずっとやっていればスコアが上がり続けるわけではなくて、ぐっと上がったらしばらく上がらなくて、また少しすると上がっていく感じです。
プログラムを改良しているつもりでもスコアが下がっていくということもあるので、四苦八苦しています。
楽しいところは、ハル研のプロコンってすごくゲームチックにまとめられているんですよ。だから参加する側もゲームを作っているような感覚で進められるので、そこが楽しいところですね。
それから、社内の他の参加者と、昼休みとかに今年の問題について雑談するのは面白いです。プロコンの時期はプログラマーが集まると大体その話になるので、自分の手の内は明かさないよう、やりとりを楽しんでいますね。

★学生さんとの対決について感想は?

正直手強いの一言です。笑
学生さんはやはり強いなという印象がありますね。レベルも上がってきていると思います。
10年くらい前は社員が結構強いなって思っていたんですけど、最近は大体学生さんの方が強いです。でも、負けてられないなぁという気持ちも、もちろんありますよ!学生の皆さんに毎年刺激を受けています。
それから、参加者としてはいろいろな人が出てくれると嬉しいですね。開催してしばらくすると、ランキングの上位陣が固まってくるんですけど、そこに新しい名前が入ってくるとすごい!と思って、またやる気が出ます。

★最後に、今年の意気込みをお願いします!

まずはスタートダッシュを頑張りたいなと思います。スタートダッシュがいい年は、そのままいいスコアで走りきれるので、今年もスタートダッシュに力を入れようかと思います。 社内一位、いや優勝を目指してがんばります!

★ありがとうございました!今年もぜひがんばってください!