HAL LABORATORY, INC.
INTERNSHIP 2017

PROGRAMMER当日レポート

2017年11月23日、11月25日に山梨開発センターで開催した、ハル研究所インターンシップ2017プログラマーコースの様子をご紹介します。


CONTENT 開催概要

開催日程

  • 11月23日開催回:2017年11月23日 11:00~18:00
  • 11月25日開催回:2017年11月25日 11:00~18:00
  • 場所:株式会社ハル研究所 山梨開発センター

インターンシップ内容

  • オリエンテーション
  • ゲームプログラミングのワークショップ
  • プロのゲーム開発者や他の参加者との交流会

REPORT 当日レポート

インターンシッププログラマーコースは開催4年目を迎え、今年は11月23日、25日の2回開催となりました。
各回とも15名の学生さんにご参加いただき、3名ずつ5つのチームに分かれて着席していただいたところで、インターンシップスタートです。

まずは、メイン講師の西村によるオリエンテーション。
ハル研究所でのプログラマーの仕事内容とその魅力、チームでの開発におけるコミュニケーションの重要性などをお話しました。
ゲーム開発環境やゲーム機本体内蔵ソフトウェアの開発など、ゲームソフト開発だけにとどまらない、当社のプログラマーの仕事内容は、学生さんたちにも興味を持っていただけたようで、うなずきながらお話を聞いてくださっていました。

続いて、ワークショップの課題発表です。
今回は、「キャラクターを気持ちよく動かそう」をテーマに、3つの課題を設定しました。
各課題の制限時間は1時間。学生さん3人+講師1人でチームを組んで取り組みます。
まずは学生さんたちでどんなアルゴリズムにするかを話し合い、擬似コードに落とし込むと、それを講師が実際のゲーム開発で使用している開発環境でコーディング。その後、できたものを実際にプレイし、また話し合って調整を加えていくという作業を繰り返し、そのチームらしい挙動を完成させていくという流れです。

講師が各テーブルにつき自己紹介が終わったら、いよいよワークショップの時間です。
まずは、「キャラクターを気持ちよく動かす」ことについてチームで認識を合わせながら、アイディアを出し合っていきます。手元のホワイトボードに図形や計算式を書いたり、講師に質問したりしながら、次々とアイディアが出され、ディスカッションも盛りあがっていきました。
気持ちのよい動きの認識が共有できたところで、今度はその動きを擬似コードに落とし込んでいきます。講師がコードを組み込むと、学生の皆さんは画面で1つ1つの挙動をチェックしながら話し合いを続け、理想の動きに近づくよう、真剣に取り組んでいらっしゃいました。

12時になったところで、食堂に移動してランチタイム。講師も含め、チームで一緒にお弁当を召し上がっていただきました。
学校生活のことや講師への実際の仕事に関する質問などで盛り上がり、チームの親睦を深めていただけました。

2つめの課題では、仕様書に沿って制作を進めていただきました。
仕様書にある指示に加えて、どうやってゲームとしての面白さを表現していくかという部分を話し合いながら作っていらっしゃいました。実際にプレイしてみて面白い動きができると笑い声が上がり、会場内はかなり賑やかになってきました。

3つめの課題は、1つめ、2つめの課題を受けて制作する課題のため、難易度が上がりましたが、どのチームも細かい部分までこだわり、楽しんで作り込んでいらっしゃいました。長時間のワークショップにも関わらず、皆さん最後まで集中して取り組んでくださいました。

全ての課題が終了した後、担当講師による各チームの成果発表が行われました。
同じ課題で、同じように仕様を満たしていても、チームによって「気持ちいい動き」の表現が異なり、発表ごとに学生さんからは感嘆の声が上がりました。また各講師のユーモアあふれるプレゼンに、会場からは笑いが湧き上がり、大いに盛り上がりました。

成果発表会の盛り上がりのまま、参加者交流会に突入。
ワークショップで消耗したカロリーを軽食や飲み物で補っていただきつつ、講師たちや学生さん同士で親睦を深めていただきました。
講師には技術的な質問や、ハル研究所の仕事内容や雰囲気、スキルアップの取り組みや入社してからの遊びや生活のことについてなど、いろいろと聞いてくださっていたので、今後の就職活動にも活かしていただける時間になったのではないでしょうか。

まだまだお話がつきないかとは思いましたが、残念ながら時間がきてしまったので、記念撮影をして終了とさせていただきました。
長時間のご参加、皆さんお疲れ様でした!

11月23日開催回

11月25日開催回


VOICE 参加者の声


11月23日開催回参加者

神奈川県 TAさん

ワークショップでは、どのように実装していくか自分の意見を出して話し合うことで、チームで開発をすることの大切さと難しさを実感することができました。1日という短い時間でしたが、講師の方々から貴重なお話を伺うこともでき、多くのことを学ぶことができました。今回のインターンシップで得られたことを、今後プログラマーを目指す際の糧にしていきたいと思います。

千葉県 STさん

短い時間ではありましたが、それを感じさせないほど濃密な時間を過ごすことができました。
ゲーム内の挙動を「気持ちいいもの」に改良するという課題に取り組む中で、ユーザーに気持ちよくゲームをプレイしてもらうことの難しさ、話し合いながら開発を進めることの重要さを学ぶことができました。
就職活動の一環としてだけではなく、今後のゲーム開発においても役立つような、非常に充実した体験をさせて頂きました。

埼玉県 FAさん

ユーザビリティを意識した課題など、ワークショップでは普段自分で行うゲーム制作とは違った趣があり、それを限られた時間の中でチームと行うのは大変でしたが、ハル研究所でどのようなプログラミングが行われているかの一端や他の人のゲーム作りの手法を知ることができて、非常に面白く充実した一日になりました。
交流会ではハル研究所の方々が非常に話しやすく接してくださり、また学生の人数とハル研究所の方々の人数のバランスが素晴らしく、実際の仕事のお話などを気軽に質問させていただくことができました。

千葉県 OKさん

僕はあまりゲームプログラミングの経験はありませんでしたが,チームであれこれ考えながらプレイヤや敵の挙動を考え,講師の方にその実装を伝えて実装してもらうという今回の形式は非常に面白かったです.また,題材も面白く,自分の考えた挙動がすぐに反映されて確認でき,とても楽しかったです.

愛知県 NKさん

非常に楽しいインターンシップでした.
ワークショップを通して,チームでゲームを作る事の楽しさと難しさの両方を体験する事ができ,また,講師社員の方のアドバイスや,他の学生さん達のアイデアなどをたくさん聞く事ができたので,非常に良い経験になりました.
インターンシップに参加させていただきありがとうございました.

東京都 KTさん

ワークショップや懇親会など充実した内容でとても楽しかったです。
ワークショップでは、ゲームのアルゴリズム部分に集中できるようにするための工夫がされていて、取り組みやすかったです。
互いに意見を出し合い、それらをまとめてアルゴリズムに落とし込む過程は、"仲間と連携して開発する"というゲーム制作で重要な部分を学ぶことができた気がします。
また、ハル研社員の方やゲーム業界を目指す人たちとの交流もでき、大変貴重な経験となりました。
ありがとうございました。

東京都 AYさん

一日でゲーム開発のさわりを知れて、とても面白かったです。
まず、抽象性のある課題では、言語感覚レベルの概念を実装に落とし込むための話し合いができました。共通した感覚や、違った感覚があって楽しかったです。
また、具体性のある課題の場合は、実装手段を話し合いました。ここでも提案の視座が異なっていて、学ぶところがありました。
さらに、現場の方々からお話をたくさん聞くこともでき、大変充実した一日になりました。

大阪府 RKさん

一日だけのインターンシップでしたが、すごく勉強になりました。
三人のワークショップによって、ゲーム開発は一人仕事ではなく、仲間とのチームワークとコミュニケーションが一番大事なことを心に刻みました。また、ほかの学生と講師の方との交流によっていろんな情報を得て、自分の弱みを知り、これから頑張るべき方向性もわかりました。
貴重な経験をし、すごく楽しい一日でした。あっという間に終わりましたが、本当に来てよかったと思います。

東京都 IAさん

ワークショップでは,ゲームを面白くするための考え方や,考えを伝え合いまとめることの難しさと重要性を学べました.
至らぬ点もありましたが,講師の方にフォローしていただき,非常にありがたかったです.
また,講師の方々には開発者としての様々なお話を伺うこともでき,とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました.

大阪府 HYさん

ワークショップでの「プログラマー同士で話し合いながら疑似コーディングする」体験は自身にとって初めてで、新鮮な感覚を楽しみながらも、思考を共有する難しさや理解しあった時の一体感を強く感じることができました。
それ以外にも、社員の方に疑似コードを伝え、実装した作品を発表していただくステップを経て自分の考えが段階的に発信される様子が体感でき、想像以上に刺激的な時間になりました。
その後の交流会では、思考を共有するコツや異なる職業間の場合での応用をはじめ、今後の活動へのヒントになるようなお話を多く聞くことができ、とても充実したインターンシップになりました。
ユーザーの期待に応え続けている作品達やイベントが、社員一人一人の能力がかみ合って作りあげられていることを感じることができ、今後のハル研究所にますます興味が沸いています。

千葉県 IKさん

ワークショップではチームで意見を交換・共有しながら1つの作品を仕上げていく楽しさと難しさを学べました。
また、交流会ではプログラマの方々からリアルなお話を聞くことができて、ハル研究所で働くイメージをつかむことができました。
インターンシップ全体を通じて、「ゲームを作る」ことと「働く」ことを結びつけて考えることができ、ゲーム業界への就職を目指す上での指針が得られたと感じています。

大阪府 GRさん

1日だけのインターンシップでしたが、とても充実した内容で楽しめました。
グループで議論しながらゲームを開発するのは初めてで、思っていることを伝えるのが大変ではあったけども、いい経験になりました。
発表会では、グループごとにゲームに特色が表れ始めていて、短い時間でもゲームがこれだけ変わるのかと、驚かされました。

東京都 FRさん

プロコンではゲームというよりはアルゴリズムを作っていたので少し心配でしたが、チームの方や講師が親切・丁寧に教えてくれたのでとても楽しく終えることが出来ました。
星のカービィシリーズを作っている会社で2Dアクションゲームの開発を体験できてとても良かったです。リアルタイムに変更を反映させることができたりと、快適な開発環境が整っているなぁと思いました。
短い期間でしたが、色々な事が知られた良い機会でした。ありがとうございました。

福島県 YTさん

私はゲーム開発の経験があまり無かったので少し不安があったのですが講師の方がとても親切で分かりやすく教えてくれたので安心して取り組むことができました。私がこのインターンで得た一番の経験は、チームのメンバーと話し合って新しいアイデアが生まれ、そこからコーディングとテストプレイを繰り返して作品がより良いものに進化していく過程の楽しさを知ることが出来たことです。懇親会も社員の方と貴重なお話ができてとてもいい勉強になりました。このようなインターンの機会を頂き、本当にありがとうございました。


11月25日開催回参加者

三重県 KNさん

これまでにチームでゲームを作った経験はほとんどなく、初対面の人とチームを組んで作業を行うこともあって不安はありましたが、目指しているものが同じということもあって意気投合することができました。
ワークショップ後の交流会では、実際に現場で働いている方と直接お話することができて本当にいい経験になりました。
長旅ではありましたが、とても充実した一日間でした。ありがとうございました。

東京都 KAさん

良い雰囲気の中、全員が満足のいく体験ができたと思います。
私達はチームでどうすれば面白い処理になるかを考え、社員の方がそれをコードに起こすという形で進めていったので、限られた時間で色々な発想を話し合えて充実しました。
また、交通手段の手配や昼食の用意など手厚いおもてなしをしてくださったので、最初から最後まで快適で気持ちの良いものでした。

福井県 ONさん

今までゲーム開発をしたことがなかったのですが、今回のインターンシップでイメージすることができました。キャラクターをジャンプさせたり、歩かせるときの処理など奥が深く、プログラマーの方々のこだわりがゲームを良いものにしているのだと改めて感じました。私もそのようなプログラマーになるために努力したくなるインターンシップでした。
短い時間でしたが、ありがとうございました。

埼玉県 TYさん

インターンではチームで課題に取り組んだため、個人のプログラミング能力だけでなく、何を実装するか、どの方法で実装するかをチームで共有する大切さを実感できました。また時間制限が短く設定されていて、もう少し長く欲しいとも思いましたが、効率よく開発する仕事としての側面を体験することができて勉強になりました。いずれも普段の個人制作では体験できないので、大変有意義なインターンになりました。

東京都 KSさん

インターンシップとても楽しかったです。
ワークショップでは「どう気持ちよくジャンプさせるか?」一見簡単そうに見えて奥が深い仕様にチームで話し合い、思い通りにキャラクターが動いた時は達成感がありよかったです。
また予期せないバグで浮遊術が実装されてしまった時は、声を出して笑ってしまい面白かったです。
懇親会ではプロのゲーム開発者の方々の話を聞けて新しく学ぶこともあったり、自身で考えさせられることあったりといろいろ充実した時間になりました。
今回はこのような機会を作っていただきありがとうございました。今後もこの経験を参考に活動していきたいと思います。

東京都 WAさん

社員さんが温かく出迎えていただき、音楽が流れる環境であまり緊張せずにインターンシップを終えることができました。複数人で一つ一つのアルゴリズムを手掛ける中で全員の理解の共有は大事であって、相談することで効率的に組み立てる体験ができました。

三重県 HMさん

インターンシップではプロのゲームプログラマーの方々と話す機会があり,ゲーム業界やハル研究所さんについて知る貴重な機会でした。チームでの課題では、メンバー同士で議論し、自分たちのアイデアがその場でゲームに反映されることで、チームでゲームを作っているという実感がわきました。
短い時間でしたが、多くのものを得られたと思います。
インターンシップを開催していただきありがとうございました。

愛知県 KSさん

短い時間ではありましたが、チームでアルゴリズムを話し合ったり、プロの方のお話を聞けたりと、とても充実した内容でした。
最後のプレゼンテーションでは、同じ課題であっても、完成したものがチームによって異なり、様々な考え方があるのだなと感じました。
とても楽しかったです。ありがとうございました。

徳島県 MKさん

ワークショップでは、実際の開発環境に触れることができ、ツールの必要性を身をもって感じることができた。
課題の取り組みでは、メンバー内の試行錯誤の連続で、中には自分の知らない手法が飛び出ることもあり、いい勉強になった。
今回の経験を糧にサークルでのゲーム開発にも生かしていきたい。

愛知県 UYさん

ワークショップはチームでアルゴリズムを話し合って考え、そのアルゴリズムを講師社員の方に伝えて実装してもらうという形でした。
私たち学生はアルゴリズムを考えることに集中できたので、短い時間ではありましたが、とても密度の濃い体験をさせていただきました。
私はチーム開発の経験があったのですが、1つのアルゴリズムをチームで考える機会はなく、アルゴリズムを考えながらコミュニケーションをとることの難しさを痛感し、コミュニケーションの重要性を再認識いたしました。

茨城県 IYさん

カービィのBGMが流れている中で行ったワークショップでは、チームで行うゲーム開発を楽しく学ぶことが出来ました。
その後の交流会では講師の方と直接お話もできて、プログラマーとして大切なことや嬉しかったことなどインターンシップで聞きたかったことを聞くことができました。
ハル研究所のことやプログラマーとして働くためのこれからの課題も学ぶことが出来た最高の一日でした。

東京都 MKさん

かなり短いワークショップではありましたが、チームでの情報共有や、小さな動きの実装に大きな苦労を覚えました。その反面、チームでのゲーム開発の楽しさや達成感も感じられました。業界に携わっている方々の話を伺うという体験も新鮮で刺激的でした。
非常に有意義なお時間ありがとうございました。この機会を通して得られた知見をしっかり吸収し、今後の制作に活かしていきたいと思います。

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