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仕事内容祝☆『スーパーカービィハンターズ』配信! Vol.4 最終回

2019年11月22日:熊崎

こんにちは!
星のカービィシリーズ、ゼネラルディレクターの熊崎です。

今回はこういったブログ記事も、しばらく若手メンバーにお任せしていましたので、すこーしお久しぶりですね。
配信を祝うこの手描きイラストと集合写真も、そんなメンバーの発案で催された企画の1つです! 会社の壁にこんな絵を描いてしまうなんて......
自分の中の好きを、楽しいを全力で表現している。そんな現場のエネルギーが届く1枚に思います。

『スーパーカービィハンターズ』の配信から2ヶ月以上が経ちました。
もうクリアされた方や、あとはミッションコンプリートをやり込むぞっという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、最近Nintendo Switchを購入され、これから遊ばれるという方も......。

考えてみますと本作は、前作『みんなで!カービィハンターズZ』の正統進化版ではありますが、シリーズ歴戦のボスキャラクターたちが、ニンテンドー3DSやWiiから、HDに進化して蘇り、ぎゅぎゅっと詰めこまれているという、文字通りスーパーなタイトルに思います。

『星のカービィ スターアライズ』には登場しなかった、「ブロッキー」や「ポイズンボロス」などの中ボスはもちろん、あの四つ首の「ランディア」や、悪夢「ナイトメア」のアナザータイプといった、特別なボスたちも、HDに進化して蘇っています。

そして、単純な移植ではなく、ボス全体のクオリティアップも、細部まで見直して行われています。 例えば「ギガントエッジ」の鎧のフチですが、よ〜く見ますと、歴戦の鎧らしく、フチの塗装が細かく削れていたり......
こんな部分にまで、こだわりの職人技が光っております。

バトルの舞台も、HDでもしあの冒険の舞台が再び世に出るとすれば、この位のクオリティになるだろう!と、細部まで見直されております。

今回、一緒に開発に挑んだ、バンプールさんとも、開発におけるハル研らしさを共有し、最後までこだわりにお付き合いいただきましたが、このあたりはHD開発が3作目となる、デザインディレクターのファーマンや、デザイナーからディレクターに転向した東藤たちのデザインに対するこだわりが実ったものと、思っています!

基本無料ソフトだからここまでですよね、ということは全く無く、相変わらずですが、ハル研メンバーの不器用なこだわりが今作にもたっぷりと詰まっております。

それを強く感じられるエピソードは、本当に沢山ありました。
そこで!
折角ですので今回、いくつかの開発エピソードをココでご紹介したいと思います。

少し長めですがどうぞ、お付き合いくださいませ。

今回ディレクターの東藤にストーリーテキストを考えてもらい、それを私が確認する際のやりとりなのですが、エンディングテキストの提出が終わった、開発もクライマックスの段階で、エピローグテキストのデモが流れる場面のBGMが欲しい......と、相談を受けました。

「今!?」と思うなかなか厳しいタイミングでしたが、どうもまだ使われていない曲が欲しそうで......。
ひとまず預かり、すぐサウンドクリエイターの安藤に話に行きました。
いくつか今作で作られた曲もあるので、その中からの選定もできたのですが、その場でアイディアを出し合い、過去に制作したエンディングのアレンジ曲を追加で作ろう!となりました。

こうなると前後の演出面でのバランスもあり、また私も、もっと盛り上げたい気持ちになるわけで...。
アナザーナイトメア決戦前時の同様のテキストのデモ曲も同時にお願いし、最後の最後にそれぞれを組み込むことができました。

こういったやりとりも、いざ進めると大変なのですが、「この場面にこんな演出が入ったら盛り上がりますよね!」と、だれか1人でも喜んでくれる人がいるならと考え、様々なスタッフのアイディアや熱意に私もメンバーも突き動かされ、より良い作品に仕上がっていくのです。

また今回は、初めてのチャレンジとして、「グリーンツリーメモリーズ from 星のカービィ」という、エンディングソングが収録されております。

前作の『みんなで!カービィハンターズZ』のエンディングも、映画館で流れるクレジット曲っぽさをイメージした構成になっているなど、サウンド面でもエンディングは毎作、チャレンジをしてきました。

さて、では今作はどうしたものか......。

色々と悩んでアイディアを考えていたのですが、その最中、どう進めたら良いか迷っている部分がありました。
そこで、最近はサウンド制作から離れていた池上に、雑談のように構想を話したところ、作曲から、候補の歌手の方を紹介していただくまで、すぐに快く動いてくれました。
池上は、現在はマネージメントや管理する仕事が多いのですが、一度モノ作りの情熱に火がつけば、より良い作品になるように、とことんまで動いてくれ、ハル研らしさの代名詞のようなフットワークであの曲が仕上がったのです。

曲調も歌詞も、ゲーム内に入る初めての歌ですので、あの世界に馴染む1曲になるよう、明るく弾んだものをイメージしました。
ちょっと落ち込んだ時にも、口ずさめば元気が出るような、カービィらしさが随所に感じられる1曲になったかな、と思っております。

他にもそういったエピソードはあげればキリが無いほど。
少しでも快適に遊べるように工夫されたプログラムや、企画面でのアイディアの提案が出されるなど、様々なセクションで日々、エピソードが生まれていました。

基本無料のソフトに対し、多くのメンバーがかけた情熱は、いつも通り、王道カービィを完成させるような全力のエネルギーでした。

大変な作業が続く日々でも、 時にはものすごく突飛なアイディアを出し合ったり、時にはジェムリンゴのケーキを作ったりしながらも(笑)
個々のスタッフの凸凹とした個性が活かされ、多くのメンバーの活躍の上で完成に至ったことは、とても嬉しく思います!

......はい!
ここで、あいことばのお時間です。
最終回ということで、いつもよりちょこっとだけですが、リンゴも多めですよー。
あいことばは、コチラ!

あいことばは、ゲーム内の「あいことばのほこら」で入力できます。
期間限定ですので忘れずに入力を、おねがいします。

それでは!また、どこかで。