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イベント今年も開発合宿(in 河口湖)を開催しました

2019年08月26日:朝羽

こんにちは!
企画ディレクションの朝羽です。

今年の夏は猛暑に台風...と、室内で"ものづくり"に励むのにはもってこいな日々でしたが、皆さんはクリエイティブなことはしましたか?
今回は、9日間の夏休み中に有志で開催したイベント「開発合宿」についてお伝えします。

開発合宿とは、クリエイティブ欲に溢れた有志社員が宿泊施設に集まって2泊3日でゲームを作る、いわゆる「ゲームジャム」を目的とした小旅行イベントです。
1~4人で構成されたチームごとに、当日発表されるテーマに沿った内容のゲームを約10時間で完成させます。

お読みになった方もいらっしゃるかもしれませんが、昨年(2018年9月)、竹村君が書いた記事「開発合宿(in 河口湖)に参加しました」が記念すべき第一回目の開催でした。
その後、長期休暇のたびに有志で集まり、なんと今年の夏で第四回目の開催となりました!

竹村君の記事では合宿の日程に沿った開発の流れを書いてくれたので、本記事ではまず合宿の運営についてご紹介し、後半から当日の様子について書きたいと思います。

開発合宿の運営は、今のところ2人体制で、旅行全般とゲームジャムで分担しています。
ここでは、宿の確保・旅程・参加費の運用など旅行全体をとりまとめる役を「旅行幹事」、ゲームジャムのテーマ・タイムスケジュール・チーム分けなどを決める役を「ゲームジャム幹事」と呼ぶことにしましょう。

旅行幹事は今のところ挙手制で、今回は私が任せていただきました。
行き先を決めたり、宿やチケットを手配したり、開発環境確保のためにWi-Fiをレンタルしたり、観光地を下調べしたり、しおりを作ったりなどなど...開発のための準備がある以外は、よくある旅行の幹事と同じです。
ただ少しだけ特徴的なのは、全員から一律で集めた参加費をもとに交通費・宿泊費・食費・観光費・開発中の菓子や飲み物などあらゆる出費をやりくりする点です。山梨・東京のどちらの参加者にも平等に楽しんでもらうための仕組みですが、旅行中にお財布の残金を気にせず過ごせるのは非常に楽ちんです。

ゲームジャム幹事は、第一回目の開催を呼びかけてくれたプログラマーが務めています。
回を重ねるごとに「終了時間にバッファを設ける」「強制的に5分の途中休憩を入れる」「2日目の昼食はチーム以外の人と食べに行く」などちょっとしたルールの工夫が試されており、集中して開発⇔仲間との交流のスイッチの切り替えがしやすい環境作りが洗練されてきています。

それにしても、有志で運営を引き継ぎながら4か月に1回のペースで開催され続けているのは、すごいことですね!
長期休暇中のクリエイティブ欲の発散と、山梨・東京間の社員交流を担える、定期的にやりたくなっちゃうイベント......それがこの開発合宿なのです。

今回の合宿でも山梨・東京それぞれの開発センターから、プログラマー、デザイナー、企画職、サウンドクリエイター、事務系スタッフと、様々な職種の13人が集まりました。
大きなコテージを貸し切って、1日目は企画検討と実装、2日目は実装と発表会、3日目に観光という、開発も交流も河口湖もまるごと満喫できるスケジュールで行いました。

さて、ここからは合宿当日の開発の様子をご紹介していきます。
気になる今回のテーマは......

「限られたスペース」です!

12時に河口湖に集合し、まずは各チームに分かれて企画相談を兼ねた昼食タイム。
2時間程度の相談の後、コテージに移動したら開発開始です。
第四回目の開催とあって経験者も多く、各チーム手際よくノートPCやタブレットなどを広げて開発環境を整え、さっそく遊びの実験を始めたり、タスク分担してしっかりプロジェクトをマネージメントしたりと、さながら仕事のよう......(あれ、仕事より活き活きしてる?笑)

1日目は夕食のカレー作りイベントを挟み、開発開始から約5時間で一旦終了......明日に備えて、23時半に就寝です。
開発時間が全員平等になるようタイムスケジュールがきっちり組んであるので、決まった時間での集中力のオン・オフがポイントとなってきます。

そして2日目。
残り時間は約5時間......遊びをまとめられるのか、ちゃんとテーマに沿っているのか、バグはつぶせるのか!?
10時に開始し、昼食の交流会を挟みつつ、16時に開発終了!
短期間で完成形に持っていくためには、仕様を大幅に削ったり、既にできているものを使い回したり、手が回っていない部分を補助し合ったりと、開発合宿ならではの工夫が必要になります。

全チーム無事完成したことを確認し、各チームのゲーム内容や担当箇所の発表後、いよいよお楽しみの作ったゲームで遊ぶ会です!
せっかくですので、今回の参加5チームのゲーム概要をご紹介します。

・複数の映像を切り替え、犯人を探すゲーム
・限られた操作で状態を切り替えるランゲーム
・オリジナルキャラクターのシナリオやステージが充実した物理ゲーム
・クセのあるキャラクターとの日常を描いた推理アドベンチャーゲーム
・限られた範囲でアイテムを集めてハイスコアを競うアクションゲーム

どのゲームも個性溢れる面白い仕上がりです。完成形のクオリティも、開発合宿を重ねるたびに上がっているように感じます。
遊ぶ会が終わった後も、ゲームの構造を解説し合う勉強会が自然な流れで始まり、技術的に詰まった部分を教え合ったり、その場で中身を改造してみたりと大盛況でした。

ちなみに旅行幹事である私は、タイムキーパーや夕食イベント準備などの幹事業をしながら気ままに作れるよう、1人チームとして参加していました。
とはいっても、実は私、0から全部1人で作るのは初めての挑戦なのです。
幹事をしながらとはいえ、企画ディレクションであるプライドもあるので、「それなりに遊べるものを作らねば!」と、ゲーム制作ツールの入門書を片手に慣れないプログラミングと格闘......なんとか時間内に自分らしさ溢れる面白いゲームを完成させることができました。
作ったゲームを遊んでもらい、あたたかい感想をいただけると、完成の嬉しさや達成感もひとしおです。
なにより、「私って1人でもゲームが作れるんだ!」と、ちょっとだけ誇らしい気持ちになりました。

そして、最終日に河口湖周辺の洞窟巡りをし、開発合宿はお開きとなりました。
帰着後も、作ったゲームをバージョンアップさせたり、家族から「遊んだよ!」報告が届いたり、スマートフォンで遊べるようにしたりと、熱が冷めない日々が続いたのは言うまでもありません。
こういった小規模なゲーム開発体験をするのは、開発スキル向上ももちろんありますが、各自のクリエイティブ感覚の自信が深まり、驚きのあるゲームアイディア作りや、日々のゲーム制作モチベーションに繋がっているのではないかと思います。

最後になりますが、少しだけ、1人でゲームを完成させることができた私から、未来のゲームクリエイターさんへメッセージを送らせてください。

「いつかゲームが作りたいな~」と思ってまだ何もできていない方がいらしたら、いつかと言わず、1人でも、すぐにでも、サンプルゲームのアレンジでも、とにかく作ってみることをオススメします。
ゲームを1つ完成させると、かなり自信がつきますよ!
開発合宿じゃないですが、開発時間をきっちり決めて、事前に友達に見せる約束をするなど、完成せざるを得ない状況を作るのも、ゲームを完成させるコツのひとつです。
入門書のサンプル通りに作るだけでも立派なゲーム制作ですので、ぜひ次の休暇にいかがでしょうか?

長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
また次の長期休暇も、開発合宿が開催できますように!