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出張ハル研の海外出張

2019年07月03日:谷村

こんにちは。会長の谷村です。
梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、私は2週間ほど、雨とは無縁のラスベガスとロサンゼルスに Licensing Expo と E3(Electronic Entertainment Expo) というイベントのために行っておりました。
いつもであればこのブログでは、それらのイベントの様子などをお伝えするのですが、今回はちょっと趣向を変えて、ハル研の海外イベントへの出張について書いてみたいと思います。

海外のイベントとしては他にも、上海のChina Joyや、ケルンのgamescom という展示会、米国のSIGGRAPH やGame Developers Conferenceというカンファレンスなど、さまざまなイベントにハル研社員は出張しています。

その始まりとなるのは 1980年。ハル研究所が誕生した半年後の、シカゴで開催されたゲームショウへの出展から始まります。その当時ハル研は、私も含めて開発者全員が学生、という開発者集団だったのですが、自分達で作ったゲームセンター用のゲーム機を、アーケードゲームの展示会に出展するためにシカゴに行ったことが、ハル研初の海外出張となりました。

とはいえそこは学生ですから、展示会の後、なぜかサンフランシスコやハワイのビーチにも出張するような、ゆる~い珍道中をしていたのですが、ただその旅は私にとって、日本と外国との文化の違いを強く意識する機会となりました。
その当時、活字やテレビという情報に基づいて自分の頭に描いていた米国のイメージ。それと、自分の眼で直接現地を見て感じたものとの間には、大きな差がありました。このことによって、自分の眼で直に見ることの大切さ、というものを知ったのです。
文化の違い。特に米国人の生活やエンタテインメントへの向き合い方には好感とともに感銘を受け、日常的に皆が皆、音楽、スポーツ、芸術と、多種多様なエンタテインメントをゲームも合わせて楽しんでいる。心豊かに毎日を過ごしている、というのを目の当たりにして、「心の豊かさ」というものを考えるようになりました。

私にとってこの時の経験、「心の豊かさ」を考える機会があったことは、後に自分が会社を経営するようになり、ハル研の存在意義とは何か。ハル研究所をどのような会社にするか、を考えるようになった時に、「ハル研が大切にするものは『しあわせ』にしよう。『お客さんと社員がともに Happyになる』ことを会社の理念にしよう」という考えがまとまる基になったと思っています。
このような私自身の経験もあって、「自分の眼で直に見ることが大切」と考えていますので、ハル研からは毎年、色々なイベントに参加するために、社員が海外に出張するようになっています。

今年、私と共にE3に出張したメンバーは、たまたま「アメリカに行ったことがない。海外に行ったことがない」という集まりになりましたので、「これは珍道中が体験できるのでは」、と私はひそかに期待したのですが、結果としては珍道中にはならなかったものの、とても有意義な刺激を得る機会になったようでした。メンバーそれぞれが「しあわせ」というものを改めて考える機会もあったようで、この経験がまずは自分の、そしてハル研の未来を創り出す一助になることを期待しています。