TOPハル研ブログ"社歌"を作りました ---『星のカービィ ロボボプラネット』

ハル研ブログ

仕事内容"社歌"を作りました ---『星のカービィ ロボボプラネット』

2016年05月24日:安藤

みなさん、こんにちは。
サウンドクリエイターの安藤です。
ニンテンドー3DSソフト『星のカービィ ロボボプラネット』では、リードサウンドを担当しました。

さて今回は、「社歌のカラオケを作った」という話をしてみたいと思います。

社歌といっても、ハル研究所の社歌では無くて、『星のカービィ ロボボプラネット』に登場する架空の企業「ハルトマンワークスカンパニー」の社歌ということですが。

当然のことですが、我々がゲームで流すサウンドを考えている時はまだゲームが出来ていないので、作曲もディレクターの説明や、提示されるキーワードをたよりに行います。

たとえば、開発も初期の頃、ディレクターより「今回の敵は"企業"になるから、悪の企業っぽいテーマ曲を作って」ということを言われて、テーマとなるフレーズを考え、これを元に通常ボスの曲を作りました。

そしてカービィが活躍する舞台の世界観も、敵が創り出したものになるとのことなので、今作ではステージBGMなどの多くの曲にも「敵のテーマ」由来のフレーズを使い、敵と味方のイメージの区別は、曲調の違いだけで出すようにしました。

そんな風に各場面の曲も出来てきて、開発も中盤に差し掛かった頃......
今度は突然、「"社歌"を歌うムービーを作る」と言われて、ちょっとビックリ。

「えっ!歌を作るの?」と思っていたら......
私が知らないうちに ディレクターの熊崎が、既にボス曲のメロディに歌詞をつけていて、その場で歌ってくれました。

しかも三番まで!(笑)

「作らなくても、もうある!」というわけで、二度ビックリ。

まぁ考えてみれば、この曲はもともと「企業のテーマ曲」として作ったのですから、これが「社歌」として適さない理由も無いわけで、これで行くことに異論は無かったのですが......

このゲームを既に遊んでくださっている多くの方は、ゲーム中に社歌が出てくることや「ボスの曲が社歌になっていること」に驚かれたことと思いますが、最初にこのことに驚いたのは多分私です。

そんなわけで、この「テーマ」は音やグラフィックなど各種の調整を施されて、社歌「銀河に名立たるハルトマン」と名付けられました。そして、さらに多方面の協力もあって、「カラオケ」として配信されることにまでなったという次第です。

このように、この歌は、出来た経緯も、そしてもちろん内容的にも面白い曲だと思うので、是非ともチェックして、多くの方に歌っていただければと思います。

このカラオケについて詳しくは任天堂ホームページのTopicsをご覧ください。
任天堂ホームページTopics (ページの一番下にカラオケについての記載があります)

『星のカービィ ロボボプラネット』公式サイト