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イベントある会社説明会からの脱出

2013年07月09日:西村

みなさんこんにちは。ゲームプログラマーの西村です。
記事のタイトルでピンときた方は...リアル脱出ゲームの経験者ですね!

私は東キョロ制度を利用して、去年から10回以上のリアル脱出ゲームに参加しました。
脱出できた時もあれば、あと一歩でできない時や、そもそも全く歯がたたなかった時なんかも...。
何度参加しても新鮮な驚きがあり、喜びや悔しさなど、いつも心がゆさぶられていました。

この魅力を他の方達にも知ってもらいたい!
参加を重ねるうちにそんな思いを持つようになりました。

でも、口で説明するだけでは魅力は十分には伝わりません。
真剣に謎と向き合い、解けたり、解けなかったりしてこそ感動があるのです。
それならば体験してもらうのが一番のはず!
そこで、一緒にリアル脱出ゲームに参加していた同僚2人に声をかけて、社員を対象にした脱出ゲームを作ることを決意しました。

毎週2回くらいのペースで、仕事を終えた夜に会議室に集まり、3人でどんな脱出ゲームにするかを考える日々が始まりました。

どんなテーマにするか?
どんなストーリーにするか?
どんな謎にするか?
どんな会場にするか?
どんなものを用意するか?

特に、テーマ、ストーリー、謎を考えるのにとても時間がかかりました。
テーマに沿ったストーリーでないと、参加者の気持ちを引き込むことはできません。
ストーリーに沿った謎でないと、謎を解かなくてはいけないことに説得力がありません。
1ヶ月ものあいだ検討を繰り返して、「ある会社説明会からの脱出」として段々と形になってきました。

内容が固まってきたら、いよいよ開催に向けて本格始動です。
休日に会社を利用することの許可をとったり、実際に学生の皆さんに配布している会社案内パンフレットを使いたいとお願いをしたり。
さらには、参加者の心を一気に引き込むために流すオープニング映像のアフレコを社長にしてもらったり!
ただの有志イベントにも関わらず、いろんな方々が快く協力してくださいました。
楽しそうなことにみんな協力的なのは、ハル研ならではです。

全社員に告知して参加者を募り、ポスターをデザインし、解説用スライドを作り、台本を作り、実際に使う小道具を手作り...
開催前の2週間は、帰宅後も準備に時間を費やす毎日。
前日ぎりぎりまで忙しくはありましたが、文化祭前のような雰囲気はなんだかなつかしくもありました。

そして迎えた開催当日。

日曜日の会社に集まった参加者は、東京開発センターのメンバーも含めて27名。
3人で1チームとして、9チームで脱出ゲームに挑んでもらいました。

社長の渾身の演技がつまったオープニング映像で会場が一気に沸き、いよいよ脱出ゲームがスタート!
制限時間1時間での脱出を目指し、閉じ込められてしまった27名の参加者達が一斉に動き出しました。

手慣れた雰囲気で謎を解いていくチーム、それぞれが黙々と謎を解いていくチーム、暗号を集める人と謎を解く人で仕事を分担するチーム、ヒートアップしすぎてプチ口論になっちゃっているチーム、チーム毎に雰囲気の違いはあれど、みんなが真剣に謎に向かい合ってくれていました。

いつも自分たちが参加しているときは、こういう感じなんだなぁ...と、初めて脱出ゲームの運営側目線で状況を見ることも出来ました。
謎に苦悩している姿を見るのはけっこうニヤニヤしてしまうものですね。

未経験者を含めた社員向けだとしても、謎の難易度を易しくすることはしないと決めていました。
「難しくてこんなの解けない!」と思うようなものほど、それをひらめきで解けた瞬間の喜びは大きくなるし、解けなくて最後に解説された時の悔しさも大きくなるからです。

序盤は会社案内パンフレットを多用する問題を用意していました。
同梱されている作品年表を利用したクロスワードパズルや、パンフレットの仕掛けにさらに謎を仕掛けた問題などなど。
なかなか解くのに苦労しているようでした。

序盤の関門を突破したら、次は会社の座席表や内線番号表を使う問題です。
会社を舞台にした脱出ゲームなので、できる限り会社に関係したもので謎を用意しておきました。

そして最後に待ち構える最大の謎は、社長に協力していただいたオープニング映像も利用した、ストーリーと密接に関係するような謎と仕掛けを用意していました。

さぁ!この最大の謎も解き、脱出できたチームはいたのでしょうか?

最後の問題までをヒント無しで解き、見事に脱出できたチームは9チーム中1チームだけでした!
何度か一緒にリアル脱出ゲームに参加したことがあるメンバーで構成されたチームだったので、さすがに謎解き力が高かったです。

3チームくらいが脱出できればいいなと思っていましたが、少し難しかったようです。
脱出できないチームが多かったものの、謎の解説を聞いたら納得できた、悔しかった、という声を多数いただけました。
魅力を体験してもらうという狙いは大成功したかな~と思っています!

今回の脱出ゲームは、仕事とは直接関係ないイベントの企画でした。
それでも、遊ぶ人がどんな感情になるか、どう楽しんで欲しいかを考えながらひとつひとつ構築していく過程は、ゲーム開発に通じているなぁと感じました。
この経験はきっと仕事にも生きるはずです。

第2回を望む声が多ければ...また企画してみようかな!

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