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イベントカービィケーキ作りました!

2013年01月28日:大西

こんにちは、コックオオニシこと甘味系ゲームプログラマーの大西です。

この度、新年会のためにケーキを作りました。それもなんと縦、横、高さが28×40×9cmの巨大なケーキで、上にはカービィと20周年記念ロゴのおまけ付き!今回はそのケーキについて書かせてもらいたいと思います。

ケーキ作りのオファーが来たのは去年の12月のことでした。星のカービィ20周年記念も兼ねて盛大に忘年会を執り行う予定なので、それに見合うスペシャルなケーキが欲しいというものでした。

もともと製菓は好きで、たまにクッキーやケーキを焼いて会社に持って行くこともありました。なので、スペシャルケーキの話を聞いたときは「是非やらせてください」と飛びついた訳です。

しかし問題が2つありました。

1つは規模です。山梨開発センターと東京開発センター合同で行う会のためのケーキなので、最大で100人を超える方々に振る舞えるだけの量を想定する必要がありました。その規模は完全に未知の領域です。

もう1つはデコレーションです。20周年を祝うスペシャルなケーキですから、できれば素敵なデコレーションをしたいところです。甘味というものは分量と工程を遵守すればだいたい美味しくできます。しかし見た目はそうもいきません。華麗なデコレーションは経験とセンスの賜物だと思うのです。

それらの問題に対処すべく、様々な本を調べて現実的なプランを探すことにしました。調査を重ねていくうちに、「これなら何とかなりそう」というものが見えてきました。

・直方体のバタークリームケーキを土台として、その上に半球状のカービィを乗せる
・土台部分を直方体にすることで、切り分けやすさと個数調整のしやすさを上げる
・土台部分をバタークリームのケーキにすることで、デコレーション難易度を下げる
・半球状のカービィは今までの経験と勘から気合で作る

......といったところです。

しかしここで忘年会が延期になり、代わりに新年会が設けられることになるとの連絡を受けました。それからしばらくは本番ケーキ作りのリハーサルをしていくことにしました。

そんなこんなで2012年も終わり、気がつけば2013年、新年会ももうすぐです。

ここで必要な材料を手配します。バター1.5kg、生クリーム2リットル、卵45個......あり得ません。これから自分が作ろうとしているものの巨大さを改めて実感しました。

またとにかく量が多いので一日では作りきれません。約1週間かけて少しずつ必要なパーツを作り上げていきました。5時間かけて10枚のスポンジを焼き、部屋をスポンジに占拠されたのもいい思い出です。翌日にはスポンジを組み上げ、デコレーションを施し、土台を作り上げました。

あとはいよいよカービィです。これには直径18cmの半球アクリルを使いました。そのアクリルの内側に先日作っておいたスポンジを1枚押し込み、半球からはみ出た部分を切り取ります。なるべくきれいな半球面の下地を作り出すために、切れ目のない1枚のスポンジを、破れるのを恐れずにえいやっと押し込むのがポイントです。

スポンジを敷き終えたら次にカービィの中身を詰めていきます。今回はイチゴと生クリームのとてもシンプルなものにしました。半分ぐらい詰めたところで切れ端のスポンジで一回フタをします。そして残りを詰めてまたフタをすれば、ベースのできあがりです。

お次は楽しいデコレーションです。アクリルをひっくり返して、半球ケーキを回転台の上に取り出します。スポンジのでこぼこを均すように生クリームを塗り広げたら、今度は塗った時にできたスジを消すようになでていきます。ここが大変難しいです。何度もなでていると生クリームが立ちすぎてボソボソになります。かといって少ない回数ではスジを消しきれない......ここはまだまだ修行が必要そうです。

最後に目や口などの細かいパーツをチョコレートで作り、結局ケーキ全体は新年会前日になんとか完成しました。それにしてもでかい!重い!新年会会場にケーキを預けて、あとは本番を待つのみです。

いよいよ本番、コックコートとコック帽をお借りし、いざケーキとともに入場します。

わき上がる歓声と、ケーキを撮影する沢山のカメラ。

大勢の方々をビックリさせることができ、新年会を盛り上げるために一役買うことができたようです。また肝心の「味」についても美味しかったという言葉をもらうことができ、本当に嬉しかったです。大変なこともあったけど、やってよかったと思う瞬間でした。

今回のスペシャルケーキのおかげで、美味しいスポンジの焼き方や、様々なデコレーション手法、大量のケーキの扱い方など、普段なかなか身につかない知識を沢山仕入れることができました。これもこれでなかなか貴重な体験でした。

ただ、作業見積もりが甘く、完成が本当にギリギリになってしまったのは反省事項です。次回(?)はそのあたりを見直して、無理のないスケジューリングで挑みたい所存です。

というわけで、また機会があれば喜んで作りますよ!

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