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仕事内容祝『ハコボーイ!』5周年!

2020年01月15日:向江

みなさんこんにちは!「ハコボーイ!」シリーズプロデューサーの向江です。

本日、1月15日は何の日か、ご存知でしょうか?
なんと、第1作目ニンテンドー3DSダウンロード専用ソフト『ハコボーイ!』の発売日であり、誕生の日なのです!

そして!
2020年の今年で、めでたく5周年を迎えたのです!
やったー!イエーイ!(パチパチ)

なな、なんと!今回もコックオオニシがお祝いに素敵なケーキを作ってくれました!
相変わらず見た目も味もクオリティが高い!美味しい!

コックオオニシ、いつもいつも素晴らしいケーキをありがとう!

昨年はNintendo Switchダウンロード専用ソフト『ハコボーイ!&ハコガール!』の発売に加え、LINEスタンプ『キュービィの使えるスタンプ』を配信することができました!

ちなみに、LINEスタンプは以下の順番でよく使われているみたいですよ!
僕も大体このあたりのスタンプの使用頻度が高いですね~。

1作目『ハコボーイ!』を制作している時には、シリーズ化したり、スタンプの配信をしたり、そしてこんなふうに5周年を祝うことができるとは夢にも思っていませんでした。

......振り返れば、僕がデザイナーだった時代に、社内のゲーム企画募集をきっかけに考えた企画が採用されたことから始まり、今に至るわけです。

そこで、今回は「ハコボーイ!」を制作することで変わった、僕自身の「考え方の変化」について、ちょっとお話ししてみようかなと思います。

1作目『ハコボーイ!』の立ち上げの時、僕はデザイナーからディレクターに転向しました。
初めての自分の企画をディレクションできるということで、うれしい気持ちもありつつも不安と緊張でいっぱいだったと記憶しています。

その当時、僕の思っていたディレクター像は、「ゲームのすべての内容を完璧に考えるのがディレクターだ!」でした。

だってそうですよね?
ディレクターがゲームの仕様を完璧に考えなくちゃ、プログラマーやデザイナーが作業できないですものね?
だからこそ、ディレクターがゲームの内容を完璧に考える必要がある!
そんな考えで、がむしゃらだったのを覚えています。

ただ、そんな考えで挑んでも、初めてのディレクターという仕事。
カッチリ考えたつもりの仕様でも矛盾や隙だらけなことになってしまい、その点をスタッフに突っ込まれて、僕はへこんだり悩んだりしてしまったわけですね。

そんな矛盾や、隙のある仕様をどう解決するべきか悩んでいたら、あるスタッフが「向江君、これってこういう風にしたら解決するんじゃない?」と、仕様に関して提案をしてくれました。

しかし、その提案を受けた直後は「自分はディレクターなんだから自分でちゃんと考えなくちゃいけない!」という頑なな気持ちと、「自分の考えた仕様が壊されてしまう」という防衛本能と恐怖心で、すぐには受け入れることができませんでした。
他の人の意見を受け入れる余裕が僕にはなかったわけですね。

ただ、少し時間をおいて気持ちを落ち着かせた後、スタッフの提案を改めて思い返してみました。

そうして考えてみると、
「確かに、現状の問題に対して解決することができるかも...」
「そういう改善だったら、この仕様をこう変えればもっと良くなるかも...」
「あ、そしたらこの部分もこうなって仕様の整合性もとれるぞ...!」

と、スタッフの提案を皮切りに、悩んでいた仕様の部分に光明が見えて、良い方向に進んだのです。

この出来事がきっかけで、自分が仕様面で考えていること、悩んでいることをなるべくスタッフに共有しようという行動が増えました。
そうすると、スタッフも率先して改善に対してのアイディアを提案してくれたり、僕が考えていたアイディアとスタッフの考えていたアイディアから化学反応が起きたりと、アイディアの精度がどんどん高まって、ゲームの内容がどんどん良くなっていきました!

『ハコボーイ!』を開発することで、僕が考えるディレクターとしての立ち回りが、「個人」が考えるから、「チームみんな」で考えるゲーム開発へと変化した。
これが『ハコボーイ!』に携わって1番大きく考えが変化した点でした。

ゲーム開発の手法は人それぞれのやり方があるので、正解も不正解もありませんが、僕にとって「いちばん楽しい!」と思えるスタンスを見つけられたことが何よりも収穫でした!
このスタンスは今後も大切にしてゲーム開発に勤しみたいと思います!

また、一作目『ハコボーイ!』の開発ストーリーを【実録!『ハコボーイ!』プロジェクト】で公開していますので、見たことない方はぜひご覧ください!

あらためまして、5周年を迎えた『ハコボーイ!』をこれからもどうぞよろしくお願いします!

...おや?どうやら今年は『ハコボーイ!』の他にも周年を迎えるものが何かありそうですよ。
それが何かは、おたのしみに...!

それではさようなら~。