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新人新人研修の今! 技術研修 サウンドクリエイター編

2019年06月13日:下岡

こんにちは! 新人サウンドクリエイターの下岡です。
今回はサウンドクリエイターの視点から新人研修の内容や雰囲気についてご紹介します!

まず技術研修についてですが、大きく分けて3つのスキルを身につけるカリキュラムが組まれています。

①BGM制作
研修ではゲームの場面に合う音楽を作るということはもちろん、たとえばサウンドトラックのボーナストラックに入れるためのアレンジなど、実際の仕事で必要な音楽を想定したテーマに基づいて作編曲をしました。

自分が持っている作風や強みと、テーマごとに必要な要素との兼ね合いの中、どうしたらよい作品ができるだろうか、この曲を聞いたお客さんはどんな印象を持つだろうか、作品の個性を好きになってくれるだろうか・・・などなど、「音楽的な視点から素晴らしい音楽を作る」ということ以外の部分からも考える力を、研修やそのフィードバックを通じて身につけることができました。

②効果音制作
ハル研究所では効果音を作るときに、楽曲制作ソフトでシンセサイザーや効果音の素となる音を加工するやり方だけではなく、プログラムのような命令を書いて鳴り方を指定する方法でも制作しています。
特に、後者のやり方はなかなか学校などで学習する機会もなく、習得するのに苦労しました。

しかし研修を通して、
・鳴らしたい効果音がどういうものかを明確にイメージする(場合によっては声に出してみる)
・その効果音はどういう音で構成されているのかを分解して整理する
・各パラメータを調整してイメージを具現化していく
というような、効果音を作る考え方から具体的な制作方法までを丁寧に教えていただけたことで、徐々に成長できている気がします。

③組み込み
制作したBGMも効果音も、ゲームの中で鳴らすには、実はもうひと手間必要なのです。
ゲームのタイミングに合わせて音を鳴らす命令を書いてくれるのはプログラマーさんですが、サウンドクリエイターは効果音の鳴り方や止め方を決めたり、ゲームの中での重要度を考えながら音量などの優先順位をつけたりする作業をします。

常にこの作業の時は「お客さんが楽しく、快適に遊べるだろうか」ということを考えて、独りよがりなバランスにならないように気を付けています。
このようなプロとして仕事をしていくためのスキルを学び、現在はそれを活かして、新人研修のトリをかざるグループワーク研修を行っています。

グループワーク研修は先日の、尾崎さんのブログでも紹介された通り、新人全員が1つのチームとなってミニゲームを制作する研修です。

新人ディレクターのアイディアから始まったゲームも、現在は遊んでみたり面白さを検討したりできるくらいに形になってきました。 そしてこれからは、今まで以上に各職種での連携が大事になってきます。

たとえばサウンドクリエイターは、ディレクターさんからBGMや効果音のディレクションを受けることはもちろん、デザイナーさんの作成したモーションを見ながら効果音のニュアンスを変えたり、プログラマーさんと作った音の鳴らし方やそれを実現する手法について話し合ったりします。

立場ごとに優先順位や重要度などが異なるので、その話し合いはとても難航...かと思いきや、お互いが「自分の意見や考えをわかるように伝えよう」「相手の都合も尊重して理解しよう」という気持ちでいるため、とても安心して、しかも快適に打ち合わせを進められています。

ディレクターさんが考えてくれた企画を、サウンドの視点からはどう面白くできるか、楽しんでもらえるか、BGMだけではなく、決定ボタンを押す音一つにもこだわりと思いを込めて作っていきたいと思っています!

なお、このゲームは、完成したら社内で先輩方にお披露目します。そのときの様子については、またこのハル研ブログで他の新人スタッフが紹介する予定ですので、どうぞお楽しみに!